あなたは悪くなかった。新しいことが続けられない理由
結局なぜ新しいことを続けることができないのか?
早起きや、適度な運動、勉強、読書
などやらないよりやったほうがよさそうなもの
1年の初めに目標は立ててみて
いざやってみたものの
結局続かない
なんてことありませんか?
ありますよね?
私はそんなことばかりの人生でした。
でもこれって私が悪いのか?
というとまったくそんなことはありませんでした。
続かないのにはきちんと理論があったんです。
新しい取り組みが続かなかった皆さん
皆さんはまったく悪くないです。
悪いのは”ホメオスタシス”とコンフォートゾーンです。
聞いたことありますか?ホメオスタシス
私はありませんでした。
人間には現状維持しようとする”無意識”のうちに働く作用があります。
恒常性とも言います。
横文字のほうがなんとなくかっこいいので
ホメオスタシスと言っておきます。
そもそもですよ人はなぜ
・気温が1年で30度以上変化するのに人間の体温は一定に保てるのか?
・体内の水分量を一定量に保つことができるのか?
・細菌やばい菌が体内にない状態に保ってくれるのか?
・けがをしたりしても時間がたてばほぼ元通りにもどる
これらのことをすることができるのだろうか?
意識して上記を行っている人はいますか?
いませんよね?だれもが無意識のうちにやっていることです。
人間には3つの要素システムからこれらを実現しております。
・自律神経
→呼吸とか汗かいたりとか無意識に人間がやるために必要なやつ
・内分泌
→ホルモン系です。
・免疫
→その名のとおり、細菌ブロッカーです。
これら3つが手を取り合って、体内環境を常に一定に保っております。
現代の人間がここまで絶滅せずに生き残っているのも
このホメオスタシスがあるからこそだとも言えます。(たぶんね
変化を恐れない人間だらけになった世界を想像してみてください
とんでもない世界になりそうですよね。
明日からお金の価値とか全くないとか
想像しただけで怖すぎます。
昔は食べたことない食べ物も食べずに誰かが食べるのを待って
死なないか確認してからすこしずつ食べてみた人間が生き残っています。
毒があるかもしれないものを平気で口にしてしまっては
すぐに死んでしまいますよね?
生きている今を変化したくない、変化させたら死んでしまうかもしれない
という本能が無意識的に働いているわけです。
そりゃ新しいことをやるなんて到底できませんよ。
本能レベルで新しい取り組みを否定しているんですから。
はい。
しかしですよ。逆も言えると思うわけですよ。
このホメオスタシスを自由に扱うことができたら、、、と
そんなことできるわけ、、、
あるんです。
そこでさきほどでてきたもう一つのワード。
「コンフォートゾーン」です。
コンフォートゾーンとは
シンプルに今あなたが生きている世界のすべてです。
もう少し詳しく説明すると、
コンフォートゾーンとは、その人にとって心地が良い領域のことです。コンフォートゾーンの状態でいるときは、肉体的にも精神的にも楽な状態でいることができます。
コンフォートゾーンは、体温や免疫など副交感神経が優位に働く物理的安定ゾーンと、思考や感情を保つ情報的安定ゾーンの両方を含んだ概念です。
コンフォートゾーンでは、リラックスした状態になり、IQが上がり、あらゆることを高パフォーマンスで行うことができます。反対に、コンフォートゾーンから外れると、落ち着かない状態になり、パフォーマンスが低下してしまいます。
ですから、あなたが何かをするときはコンフォートゾーンにいる状態で取り組むことが重要です。
めちゃくちゃよさそうなゾーンですが、
それはあなたにとって良いコンフォートゾーンであれば
もちろん問題ありませんが、
現状に満足していない(つもり)のコンフォートゾーンでは
ホメオスタシスもそのゾーンにいるために全神経を注いでいます。
なので、新しい習慣を身につけるなんてのは無理な話なわけです。
だからこそ、コンフォートゾーンを変えてしまえばよいのです。
よく聞く話で、
・あなたの年収は周りの5人の平均です
とか、言いませんか?
これもある種コンフォートゾーンなわけです。
コンフォートゾーンを変化させて
なりたい自分になるために
新しい習慣を身につけていくわけです。
本日はここまでにしておきます。
次回はこの続きから